【部活動報告&次回ご案内】海運堂の庭のコンセプトづくり&土の性質のお話


10929087_790303981057529_4057986551058257670_n

 

ごきげんよう。リベルタ学舎 ミドリ部長の山本です。
新年最初の部活動のレポートが、かなり遅くなってしまいました。

1月24日(日)海運堂さんで、ミドリ部部活動が行われました。

この日は、前回、子供と大人が一緒になって計った、海運堂さんのお庭の図面を完成させ、
お庭の環境を4つの特性(防犯・防災、景観、利用、自然)に分けて分析し、
コンセプトを決定いたしました。
コンセプトは、

「集えて、食べられて、いろんなことができる可変性のあるお庭。
ちょっと和風で、ナチュラルな感じ」
(海運堂管理人 さーりんさんの言葉を拝借しました)

そう。海運堂は、いろんな人が集う場。
この先、お餅つきができたり、子供たちが自分たちで、実った野菜を収穫して食べたりできたらいいなあ、という実際に海運堂を使う人の希望と、
マンホールがたくさんあるので、お家のメンテナンスがあってもすぐに移動できるように、というような利便性、
和室と接するお庭なので、やはり和風だけど、つくりこまない自然な感じで…
と、いう、思いとその場の特性を考えた、「らしい」コンセプトになりました。

この作業、2回目、3回目の部活動でも実習として行ったのですが、
今度は、私たちの身近にあるお庭での作業で、より実践的。
次回は、このコンセプトを元に、いよいよ具体的に、どんなものを置くか、植えるか、
を考えていきます。

実践的、といえば、土のお話も、1回目の衝撃的な土のお話から一歩踏み込んで、
より現実に即した、わかりやすいレクチャーをウチダさんにしていただきました。

私たちが土といっている、いきものが育つ部分は、テニスボールの表のような、ほんの薄皮1枚くらいの層でしかないのだそう。
良質な土壌には、たくさんの特徴を持った虫や微生物が生きていて、
その排泄物や遺体などの養分を植物がとって育っていきます。
土の中の栄養をとられた植物を還していくことの繰り返しで、森はできています。

たくさんの特徴を持った生き物が、森を作っている、ということは、
私たちの世の中と一緒ですよね、とウチダさん。
そして、手を加えてしまうと、ずっと手を加え続けなければいけませんが、
自然のままだと、この循環が続くので手を入れなくても大丈夫、と。
またまた、深いです。

それでも、いわゆる良好な土壌には、約10%の腐食(腐葉土)が含まれるそうなのですが、天然の森や有機農家でも、5%程度なのだとか。
自然のバランスって、繊細。

私たちがプランターや菜園などで、植物が上手く育たないのは、この土の性質が関係している、ということは、以前の部活動でも学びましたが、
この「土性」を知ることで、土をどうすればいいかの指標になる、とのことで、
今日は実験。

10360336_790304001057527_524278413674093338_n

瓶に土と水を入れ、振ってしばらく置くと、土の中の成分が沈殿してきます。
今回は、ウチダさんが販売している、完全堆肥「森そだち」と、海運堂の土、
そして、某幹線道路の街路樹が植えられている所の土を比較してみると…

写真ではわかりにくいですが、森育ちは浮遊している有機物が多く、
幹線道路の土には、ほとんどみられず、砂の粒と、粘土質の層が。

粘土と砂も、水はけや肥料を保つ力を付けるためには大切なもので、
水を張る水田は、粘土質が多いのだそうですが、
このバランスがよいと、植物が育ちやすいそうです。

そして、腐食(腐葉土)の性質は、マイナスイオン。肥料はプラスイオン。
土の中で、肥料もちも水持ちもよくする、団粒構造を形成すると、
このバランスがとれるのだそう。

私が以前、ある農業講座を受講したとき、
「土のPhは〇〇がいい」というような指導を頂いたのですが、
化学肥料ではできない、この団粒構造があると、PHを気にしなくてもよくなるとか。

自然に近い形で植物が育つ環境だと、本当に私たちの手っていらないんだなあ、
としみじみ感じました。

やっぱり、育てるんじゃないのね。ミドリって。

私たちが、手を入れてしまった「土」に、手をさしのべる…
そんなやさしいミドリ部、これからもどうぞよろしくおねがいしまーす。

【次回部活動は…】
2月15日(日)10:00~12:00 海運堂にて
活動費:1500円
お子様連れ、お子様と一緒にご参加大歓迎☆
ご参加は、midori☆lgaku.comまでお願いします。
(☆をアットマークにかえてくださいね)


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>